「ウェットスーツを着てプールでスイム練習?それって必要なの?」
トライアスロンに挑戦し始めた方なら、こんな疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。
私も最初はそう思っていました。
しかし、初めて出場したトライアスロン大会でスイムでリタイアしてしまった経験から、ウェットスーツを着て泳ぐ練習をしなければならないと気づきました。
この記事では、なぜプールでウェットスーツを着て練習することが大切なのか、どこで練習できるのか、そして実際に練習してみてどうだったかをお話しします。
ウェットスーツでの泳ぎに不安がある方、オープンウォーターに挑戦したい方、そしてトライアスロンを始めたばかりの方に、きっと役立つ情報をお伝えできると思います。
私の失敗と成功の体験を通して、皆さんがより効果的な練習方法を見つけられることを願っています。
プールでウェットスーツを着てのスイム練習を始めたきっかけ
私がプールでウェットスーツを着てのスイム練習をするようになったのは、初めて出場したトライアスロン大会で泳ぎ始めて250mほどでリタイアしてしまったのがきっかけです。
普段プールでは余裕で1.5km泳げるのに、なぜ大会ではわずか250mしか泳げなかったのだろう、と考えてみたところ、ウェットスーツに慣れていなかったことが原因の一つではないかと考えました。
大会では、ウェットスーツが体を締め付けて、心臓がドキドキし、息が苦しくなってパニックになってしまいました。
これを直すには、ウェットスーツの着方を上手になることと、ウェットスーツを着て泳ぐ事に慣れることが大切だと思い、練習を始めることにしました。
ウェットスーツを着て練習できる場所
ウェットスーツを着て練習できるところはどこだろう?と、海や川での講習会を探していたところ、スポーツクラブのプールでウェットスーツの講習会が行われているのを発見しました。
そのスポーツクラブは自分の家の近所にもあるチェーン店だったので、自宅近くのスポーツクラブでもウェットスーツの講習会があるか調べてみました。
すると、ウェットスーツの講習会はやっていなかったのですが、いつでもウェットスーツを着て泳げることがわかりました。
そのスポーツクラブのサイトにはウェットスーツを着て泳いでいい、と書いてあったのですが、実際ウェットスーツを着て泳いでいる人を見たことがなかったため、メールで問い合わせてみることに。
すると、いつでもウェットスーツを着て泳いでいいですよ、とのお返事がありました。
しかし、そのスポーツクラブはいつも行っているところではなく、値段も1回1,500円と高めだったので、いつも練習している市民プールにも確認してみました。
いつも行っている市民プールは、サイトには何も書いていなかったので、受付窓口で直接聞いてみることに。
すると、いつも行っている市民プールもウェットスーツを着て練習してよい、とのお返事でした。
探してみると近所のプール2か所でウェットスーツを着て泳げることがわかりました。
他にも近所のプールのサイトを見てみましたが、サイトには何も載っていなかったので、電話や窓口などで直接聞いてみることをおすすめします。
意外とウェットスーツを着て泳げるところが見つかるかもしれません。
ウェットスーツを着てプールでスイム練習をしてみて
ということで、さっそくプールでウェットスーツを着て泳いでみました。
最初は川で泳いだときと同じように、体が締め付けられて息が苦しかったです。
Youtubeなどでウェットスーツの着方を見ると、ちゃんと着れていれば締め付けられる感じがしないそうなので、着方に問題があることがわかりました。
これは、何度も動画などを見て、着て泳いでフィットする着方を見つけていくしかなさそうだったので何度も練習しました。
現在では、何度もウェットスーツの着方を練習した結果、締め付けられる感じが減ってきました。
参考にしているYoutube動画
また、プールだと足が付くので安心でき、ドキドキせずに泳げました。
川や海だと足がつかないので、恐怖心からドキドキしてしまい、そのドキドキがパニックにつながったのだと思います。
ですが、ウェットスーツを着てプールで泳いでみると、体が浮いて水の上をすべるような感じがしました。
普段の水着だけでの泳ぎとは全然違うのがわかりました。体が浮くので、スムーズに進めてタイムも良くなりました。
これは前に川で泳いだときには感じられなかったことです。
体が浮く感じが分かったので、ウェットスーツを着ていれば、何かあっても力を抜けば浮くと分かり、安心できるようになりました。
この体が浮く感覚を忘れないようにし、川や海で泳いだときも「力を抜けば浮く」と言うのを頭に入れて泳ごう、と思いました。
まとめ
実際ウェットスーツを着てプールで練習してみて、川で泳いだ時との違いを感じられとても勉強になりました。
最初は恥ずかしかったですが、一度やってみると気にならなくなり、毎週ウェットスーツを着て練習できるようになりました。
大会や海や川での練習以外でもウェットスーツを着る機会が増えてよかったです。
まだ体が締め付けられる感じなどの問題は残っていますが、何度も練習して直していきたいと思います。
ウェットスーツに慣れていない人は、プールで練習すると慣れることができるのでおすすめです。
自分の弱いところも見つけられるので、初めての人にぜひ試してほしい練習方法です。