つい先日、人生初のトライアスロン大会、水郷潮来トライアスロン2024に挑戦してきました!
ドキドキワクワクの初体験でしたが、結果から言うと、スイムでリタイアという悔しい結果に終わってしまいました。
初めての大会は想像以上に難しく、予想外の困難にぶつかりましたが、この経験から本当に多くのことを学びました。
この記事では、初心者の目線から、大会の概要、前日の準備、当日の流れ、そして直面した問題点と今後の課題まで、赤裸々にお伝えします。
トライアスロンに興味がある方、特に初挑戦を考えている方にとって、きっと参考になる情報が満載です。
水郷潮来トライアスロン2024の概要
開催日:2024年7月14日(日)
場所:茨城県潮来市 ボートセンターあめんぼ特設会場
種目:スタンダード(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)
参加費:22,000円
参加賞:長袖Tシャツとアミノバイタル
アクセス:茨城県潮来市潮来6322
※駐車場は徒歩5分と15分の場所に2か所あります。
今大会では、試泳後やレース開始前にスイムのスキップが可能。体調悪くなったらギブアップもOK。
さらに、自主的にリタイアした人には「勇気あるリタイア賞」としてメロンがもらえるんだとか。
ちなみに今回はスイムで時間切れになってしまった人もメロンを貰ってました!
大会前日の準備
前日チェックイン
当日でもチェックインできるのですが、6時半から7時半までの短い時間。
今回は初めてという事で、朝バタバタしたくなかったので、前日チェックインしました。
朝バタバタしたくない人は前日がおすすめです。
前日チェックインは13時~16時まで。
QRコードをスキャンするだけなので簡単です。
当日必要なゼッケン、ゼッケンシール、ボディーシールなどを受け取ります。
前泊
私の家から今大会の会場までは車で約2時間。
当日朝行くことも可能ですが、朝3時起きしなくてはならないのでちょっと辛め。
体調を整えて大会に出場したかったので、近くのビジネスホテルに泊まることにしました。
今回泊まったのはルートイン鹿島。
ルートイン鹿島は約7,500円と付近のホテルの中では最安値だったのでここに決めました。
(ちなみに他のホテルは9,000円~10,000円くらい。)
自転車の運搬
今回は車の後部座席に自転車を積みました。
屋根に載せるのも考えたのですが、固定や高さが心配なのでこの方法にしました。
車はセダンなのですが、前後の車輪とサドルを外して後部座席に入れ、シートベルトで固定しました。
最初は車輪だけ外して積もうと思ったのですが、サドルも抜かないと入らないことが判明したのでサドルも外す事に。
車で運ぶ際は、事前に自転車が入るかどうか確認し、車輪の取り外しと取り付け方を練習しておくと良いです。
食事と栄養管理
前日の夜は炭水化物祭り!大盛うどんと餃子を食べました。
朝はバナナ、ヨーグルト、マフィン、おにぎりなど、消化の良いものを中心に。
エネルギー不足にならないように炭水化物を多めに摂取。普段の朝ごはんより多めに摂取しました。
大会当日の朝
会場への移動と受付
5:30にホテルを出発して、6時に会場到着。駐車場から会場までは徒歩5分でした。
前日チェックイン済みだったので、すぐに準備開始。できるか心配だったボディーシールはホテルで貼っておきました。
自転車の準備とランの準備
自転車をゼッケン番号の場所に置いて、トランジションエリアにヘルメットやサングラス、靴を配置。
貴重品は受付に預けて、ほかの荷物はブルーシートの上に置きました。
試泳までの時間にちょっとおにぎりを食べて、準備体操も完了。
水泳の準備と試泳
ウエットスーツを着て、ゴーグルに曇り止めスプレーをしていよいよ試泳です。
試泳時の水温は約28度で、少し波があって視界は悪かったです。
100mぐらい泳ぎましたが、とくに不安もなく体調的にも問題なさそうです。
競技スタート
スイムはウエーブスタート&フローティングスタート方式。
前のチームが出発したら、スタート地点ブイまで泳いで、3分くらい立ち泳ぎで待ちます。
そしていざスタート!
どんどん泳いで行きます、が…。
最初の200mくらいは順調だったんですが、だんだん心拍数が上がってきて心臓がバクバクしてきてしまいました。
ウェットスーツの着方が悪かったのか、ギューッと締め付けられてる感じがして、息が上手に吸えず呼吸が苦しくなってきてしまいました。
そんな状態で泳いでいると、今度は「こんな状態で泳ぎきれるか?」という不安や焦りが襲ってきてしまいました。
足もつかないし、まだ距離も全然残ってるし、どうしようと不安になりプチパニックに陥ってしまいました。
とにかく呼吸がうまくできないのでこれはまずいと思い、ライフセーバーに合図を送り助けに来てもらいます。
競技中に休憩しても失格とはならないので、ライフセーバーのサーフボートにつかまり休憩します。
1分程度休憩し様子を見ましたが、全然心拍数が収まる様子はありません。
少ししてライフセーバーから、「どうしますか?」と聞かれ、「これ以上やってもパニックになり危ない」と思ったので悔しいですがリタイアする事に決めました。
その後はジェットボートに乗せられスタート地点まで移動。
水泳でリタイアとなったため、バイクとランはできずに競技終了となりました。
今回の問題点
今回水泳でリタイアとなってしまった原因を考えてみました。
ウエットスーツに着慣れていなかったこと
大会までにウエットスーツを着る機会が少なくて、息苦しさや動きにくさを感じたのが第一の問題かと思いました。
プール以外での水泳練習が足りなかった
オープンウォーターでの泳ぎが2回目だったので、足がつかない、前が見えないという恐怖心に打ち勝つことができませんでした。
今後の課題と練習
ウエットスーツの正しい着方をマスターする
ウエットスーツを着た時に息苦しく感じた原因は、ウエットスーツが体にフィットしてなかったのが原因かもしれません。正しい着方を何度も練習しようと思います。
ウエットスーツを着て泳ぐことに慣れる
練習でもウエットスーツを着るようにして、慣れていきたいです。近所のプールやオープンウォーターの練習会に参加して、着る機会を増やします。
オープンウォータースイムでの練習会に参加する
実際の海や湖での練習会に参加して、プール以外の環境に慣れていきたいです。慣れることで恐怖心も克服できるのでは?と考えています。
初めてトライアスロン大会に出場してみて
初めての大会を通して感じたこと
初めてトライアスロンの大会では、最初のスイムでリタイアすることとなってしまいました。
終わってみて心に広がったのは深いがっかり感でした。
せっかくの準備とトレーニングが無駄になったような気がして、何をやっているんだろうという感情に陥りました。
自分の限界を超えた挑戦ができなかったこと、そして目標を達成できなかったことが本当に悔しかったです。
それでも、この経験は今後のトレーニングや次の挑戦に向けての貴重な教訓として心に刻み込みました。
次こそは完走を目指して、また一歩ずつ進んでいきたいと思います。
次の目標
次の大会は1か月半後のうつくしまトライアスロンinあいづ。
今回と同じスタンダードディスタンスです。
まずはスイムの壁を乗り越えて、完走できたらいいなと思っています。