トライアスロンのカロリー

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トライアスロンのオリンピックディスタンスでの消費カロリーと補給食の選び方

トライアスロンのオリンピックディスタンスは、全身を使いながら長い距離を移動するため体力と持久力が求められ、その結果として消費するカロリーも非常に多くなります。

トライアスロンのオリンピックディスタンスは、スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmという構成で、それぞれのパートで消費されるカロリーは、運動強度やペースによって変わりますが、平均すると合計で2,000~3,000キロカロリーが消費されるとされています。

今回の記事では各パートごとの消費カロリーをご紹介します。

スイム(1.5km)の消費カロリー

最初のスイムですが1.5km泳ぐとだいたい500~700キロカロリーを消費します。

水中では浮力があるため関節への負担は少ないですが、水の抵抗を受けながら進むため筋肉が想像以上にエネルギーを消耗します。

また、水の冷たさも体力を奪うため、泳ぎ方や効率によってはさらに多くのカロリーを使うことになります。

バイク(40km)の消費カロリー

次に行うバイクパートでは、40kmの距離を移動します。このパートが最もカロリーを消費します。

平坦な道を一定のペースで走れば、約1,000~1,500キロカロリーが消費されます。

地形や風の影響で消費カロリーが変わるため、向かい風や上り坂が多いコースではさらにエネルギーを使うことになります。

またここでは主に脂肪をエネルギー源として使うため、持久力を保つために効率的なペース配分が大切です。

ラン(10km)の消費カロリー

最後のランパートは、10kmで600~900キロカロリー程度の消費ですが、トライアスロンの最後に走るため心拍数が上がっていて疲労も蓄積しているため、さらに多くのエネルギーを使うことになります。

この段階でのペース配分が非常に重要で、無理をすると急に体力切れを起こすリスクもあります。

総合的な消費カロリー

以上の各パートを合計すると、トライアスロンのオリンピックディスタンスで消費するカロリーは、だいたい2,000~3,000キロカロリーになります。

ただし、これは個々の体重や年齢、運動経験、さらには当日の天候やコースの状況などによっても変わります。

私(体重68kg、年齢40歳、男性)の場合

私(体重68kg)が実際に参加したトライアスロンのオリンピックディスタンスでの消費カロリーは

  • スイム 453キロカロリー
  • バイク 997キロカロリー
  • ラン  775キロカロリー

合計で2326キロカロリーでした。

また消費カロリーが多いということは、それだけエネルギーの補給が重要になるということです。

長時間にわたるレースでは体のエネルギー源であるグリコーゲンが減ってしまうため、適切なタイミングで補給食やスポーツドリンクを摂取し、エネルギー切れを防ぐことが非常に重要なポイントになります。

おすすめの補給食とカロリー・摂取タイミング

トライアスロンや長距離レースでは適切なタイミングでのエネルギー補給が非常に重要です。

競技中に消費されるカロリーを効率的に補給し、エネルギー切れを防ぐためにさまざまなタイプの補給食があります。

それぞれの補給食には特定の役割や特徴があり、タイミングや状況に応じて使い分けることが大切です。

以下ではおすすめの補給食とそのカロリー、摂取するタイミングと理由を簡単に説明します。

エナジージェル

  • カロリー:80~120kcal/パック
  • おすすめのタイミング: レース前、中盤、終盤
  • 理由:素早く吸収され即効性があるため、レース中に手軽にエネルギー補給ができる

特にスタート前のエネルギー準備やレース中にエネルギーが切れそうな時、そして終盤のラストスパートに適しています。

ジェル状なので消化も良く、走りながらでも摂取しやすいのが特徴です。

エナジーバー

  • カロリー:150~300kcal/本
  • おすすめのタイミング: レース前、バイクパート
  • 理由: 固形で満足感があり長時間のエネルギー供給に向いている

バイクパートは比較的安定した状態で食べやすいため、このタイミングで補給するのがおすすめです。

エナジーバーはたんぱく質や脂質も含んでいるため、持続的なエネルギーを必要とする場面に適しています。

スポーツドリンク

  • カロリー:100mlあたり20~40kcal
  • おすすめのタイミング:レース中全般、特にスイム後、バイク、ランパート
  • 理由:水分と一緒に電解質(ナトリウム、カリウムなど)を補給できるので、発汗によるミネラルの喪失を防ぎ脱水症状を回避する

特に長時間の運動ではこまめに水分を補給することが大切です。スポーツドリンクはエネルギー補給も兼ねているので、少しずつ飲みながらレース全体でエネルギーをキープできます。

エネ餅

  • カロリー:200kcal/本
  • おすすめのタイミング:バイクパート、ランパート直前
  • 理由:もち米を使った固形補給食で、ゆっくりとエネルギーが持続的に供給される

ゼリータイプの補給食よりしっかり咀嚼する必要がありますが、しっかり「食べている感覚」があり満腹感も得られます。

特にバイクパートでの補給に向いており、ランパートに備えて持続的なエネルギー補給ができるのがポイントです。

補給食の選び方

レースの種類やタイミングによって各補給食をうまく組み合わせることで、エネルギー切れを防ぎ安定したパフォーマンスを維持できます。

エナジージェルは即効性がありスポーツドリンクは水分補給も兼ねているため、こまめに摂取することが大切です。

エナジーバーやエネ餅は持続的なエネルギー供給が求められるバイクパートで活用できます。

今回の記事では、トライアスロンのオリンピックディスタンスにおけるカロリー消費とエネルギー補給の重要性についてご紹介しました。

長時間にわたる運動では、効率的なエネルギー補給がパフォーマンスを左右します。

エナジージェルやエナジーバー、スポーツドリンクなどを上手に活用し、レース中にエネルギー切れを防ぐことが大切です。

正しい補給で、最後まで力を出し切り、トライアスロンを楽しんでください!

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